水道管の老朽化問題、あなたの街は?

テクノロジー

今年に入って水道管の老朽化による漏水のニュースが散見されます。観光業が盛んな地域ですと、ホテル・飲食業は特に打撃が大きいと思われるので、大きな事故が起きる前になんとかしたい問題なはず。

全国の水道管のうち約2割、17.6万kmが法定耐用年数の40年を超えるため、災害時のリスクも高まります。

水道管の漏水に伴う断水の解消・通行止めの解除について

参考:水道管の老朽化問題が全国で深刻化!自治体の課題と対応策を解説 | ジチタイワークス

全国 水道危機マップがあるので今回の鎌倉市を見てみると、「耐震化率」は国の目標値60%達成しているものの、「老朽化率」は 29.9% になっていました。鎌倉市周辺の町の老朽化率は「20%以上30%未満」ですが、秦野市、横須賀市は、30%以上になっています(全国平均22%)。劣化の進行は一概に言えませんが、同様の事故はもはやロシアンルーレットのようなものかも知れません。

全国 水道危機マップ 鎌倉市の老朽化率

水道管老朽化問題は鎌倉市だけの問題ではありませんが、背景として、人口減少(使用量減による収入減)、水道事業職員の高齢化と人材不足もあります。これまでの社会が人口増加を前提に作られてきた部分が大きいため、同じ考えでは問題は解決することは難しくパラダイムシフトが必要です。

最近知った「素材」でカーボンナノチューブ(CNT)があります。

幅広い分野で活用用途が考えられ研究されていますが、新しい日本に生まれ変わるためにも将来に生きるテクノロジーを使っていくべきではないでしょうか。

共同発表:引っ張りに強いカーボンナノチューブの構造を特定~軽量で高強度な究極の構造材料の実現に一歩近づく~

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